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【在宅ワーク】在宅採点・添削バイトの実態を現役添削者が解説

在宅採点・添削バイトイメージ画像

こんにちは。

人気の在宅バイト・副業として、採点・添削の仕事があります。

筆者は現在某会社の在宅採点・添削者として働いています。

今回の記事ではその経験を生かして、この仕事の給料などを含めた実情についてお話してみたいと思います。

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応募から採用までの流れ

どこで募集してる?

河合塾やZ会などの教育企業が自社のホームページで採点・添削者を募集しています。

私はそれを見て応募しました。

募集が行われるのは不定期です。

いつも募集を行っているわけではありません。

ですので在宅採点・添削のバイトをしたいと思っている方は、定期的に企業のホームページをチェックしておきましょう。

この仕事の募集を行っている企業には

河合塾
Z会
ベネッセ
駿台

などがあります。

募集を逃さないようにまめにチェックしておきましょう。

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応募してみよう!

採用ホームページから申し込みます。

どの科目で働きたいか選ぶことができます。

応募の際は自分のプロフィールを詳細に記述して、会社側に自分がこの仕事に適していることをアピールしましょう。

たとえば英語の採点・添削をしたいと思っている人は、TOEICなどのスコアを記入して自分が英語が得意なことをアピールするべきです。

英語の採点・添削はただ○×をつけるだけではありません

生徒の回答のどこが間違っているか、どこをどう直すべきかということがわかっていないといけませんので、一定程度以上の英語の力が求められます。

自分がこの仕事に適していることをアピールして、在宅の仕事を勝ち取りましょう。

選考試験に受かれば研修へ

応募が終わると、後日メールが届きます。

一次選考を通過した方は、次に選考試験を受けなければなりません。

ここで各科目の仕事を遂行する実力があるかどうかテストさせられます。

結構難しい試験でしたが、特に時間制限もなく、辞書もネットも使い放題なので、通過すること自体は簡単だと思います。

当然自宅で受けられます。

この選考試験に合格すると、晴れて採点・添削者として登録されます。

この後に研修があります。

採点・添削の仕方をここでみっちり学習します。

会社によって採点・添削用のソフトの使い方を学ぶこともあります。

結構学ぶことが多いので、ここは頑張りましょう。

初仕事までは時間がかかる

研修が終わると、晴れて採点・添削者としてデビューできます。

この段階でやっと給料が支払われる仕事ができます。

ここまで来るまでに結構な月日を要します。

ちなみにですが、自分が採点・添削者として働き始めるまでに、確か応募から3,4カ月近くかかったと記憶しております。

さらに初めて給料がもらえるのが、採点・添削者として働き始めて1,2か月後とかなので、応募してから給料がもらえるまで半年かかることもあります。

非常にスローペースでことが運んでいきますので、お金に切羽詰まってない余裕がある方がやることをおすすめします。 (ただし筆者が所属している会社の場合ですので、すべての会社がそうではありません。)

以上が応募→選考→初仕事までの流れです。

在宅採点・添削バイトの大変なところは?

単純作業ではない、頭を使う仕事

中にはこの仕事が○×をつけるだけの単純作業だと思っている人がいるかもしれませんが、実際は違います。

例えば記述式の問題が出た場合には、その回答の添削をしなければなりません。

英語なら英作文の添削や和訳の添削をしなければなりません。

単に間違っているかどうかではなく、どう直せば自然な文章になるか、どういう単語や熟語を使えば伝わる文章になるかということを見ていかなければなりません。

こういう作業はその科目専門の知識が必要になります。

英語なら英語の知識が必須です。

確かに添削用のマニュアルは会社側から用意されるのですが、このマニュアルは生徒の多様な回答にすべて対応できるようには作成されておりません。

あくまで代表的な回答への添削例を示しただけなので、ちょっと変則的な回答を生徒がしてくると、その回答には添削者自身の知識を使って対応していかなければなりません。

また知らないことがあった場合には、添削者自身でリサーチして足りない知識を補完しなければなりません。

この作業には慣れるまで結構時間がかかります。

頭を使う作業ですし、要領の良さも求められます。

筆者は採点・添削の仕事を始めて1年近く経ちますが、いまだに添削の作業には結構時間を取られます。

なかなか頭を使って大変な作業なので、楽な仕事を求めている人にはおすすめできません。

単純作業だけの簡単な仕事ではないということは、一応留意しておいた方がいいです。

在宅採点・添削バイトのメリット

完全に在宅で仕事ができる

採点・添削のバイトのいいところと言ったら、それはやはり「完全在宅」というところだと思います。

選考試験、研修も含めてすべて在宅で完結します。

一歩も外に出る必要がありません。

ちなみにですが、面接もありませんので(筆者が受けた会社の場合です)、一切人と顔を合わせる必要なく仕事を開始することができます。

いちいち通勤したりする必要がないので、そこはメリットと言うことができるでしょう。

ただし周囲に人の目がないということは、緊張感や集中力の低下につながると言うこともできますので、完全なメリットと言うことはできないかもしれません。

でもやっぱり面倒な人間完成に煩わされることもなく仕事ができるのは、素晴らしいことだと思います。

周囲に人がいない環境でも自分を律することができる人がこの仕事に向いていると思います。

好きな時間に働ける

もう一つのメリットは、「時間に自由」というところだと思います。

一般的な仕事のように、9時に出勤して6時に退社、という決まりがないです。

24時間の中でいつ仕事をしようとそれは採点・添削者の自由です。

深夜2時に働いたって誰も文句を言いません。

朝子供を保育園や幼稚園に送ってから仕事を開始しても全く問題ありません。

こういう点から特にこの仕事は子育て中の主婦の方などに向いていると思います。

子育てや家事で忙しい主婦の方は、なかなか生活形態に合った仕事を見つけるのが難しいと思います。

この採点・添削の仕事なら子育て、家事などの合間に仕事をすることができます。

通勤する必要もなく、自分の好きな時間に働けるので、働きやすさは抜群だと思います。

働きやすい仕事を探している主婦の方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

完全に自由に働けるわけではない

ただし時間に自由な仕事と言っても、注意しなければならない点があります。

実はこの仕事、働ける曜日が決まっています。

各採点・添削者ごとに勤務曜日が割り振られます。

筆者が働いている会社の場合だと、1週間の中で3日間曜日が決められます。

たとえばある採点・添削者は月曜から水曜日、ある採点・添削者は金曜から日曜などと言った風に曜日が割り振られます。

で、この3日の最初の日に「今回はこの枚数の採点をやっておいてね」と会社から仕事を割り振られます。

採点・添削者は最終日までに仕事を完成させなければなりません。

曜日は固定で、月曜から水曜と決められた採点・添削者は今後ずっとそのスケジュールで進んでいきます。(筆者は言ったことないですが、たぶん会社に言えば働きたい曜日は変えてくれると思う)

自分がどれくらいの枚数の採点をしたいのかは事前に申請しておかなければなりません。

あまりに多くしすぎると、期間内に仕事を完遂することができなくなるので、ほどほどにしておきましょう。

仕事の流れは大体こんな感じです。

つまりいつでも自由な時間で働けるというのは、その3日間の間だけのことです。

自分の勤務日以外の日は、一切仕事をすることができません。

自由な仕事といっても一定の制約があることは注意しておかなければなりません。

在宅採点・添削バイトの収入・給料について

時給に換算すると悲惨

さて気になるのは収入がどれくらいになるのか、給料はどれくらいなのかと言ったところだと思います。

始めに言っておくと、この仕事は時給制ではありません。

出来高に応じて給料が決まります。

たとえば「○枚仕上げた人には~円払いますよ」という感じです。

1枚ごとに単価が決まっていて、完成させた枚数が多ければ多いほど支払われる給料も上がります。

ちなみにですが、筆者が働いている会社の場合だと、1枚当たりの単価が約300円です(英語の場合)。

難易度によって多少単価は上下します。

で、この1枚を仕上げるのにどれくらいの時間がかかるのかというと、これが生徒の回答の質や採点者の技術によって大きく変動します。

たとえば生徒の回答がほとんどパーフェクトで直すところがほとんどなかったならば、ものの数分で終わるのですが、癖のある答案で直すところがたくさんある回答だと結構な時間を食ってしまいます。

難しい答案だと30分以上かかることもあります。

また仕事になれていない新人だと1枚仕上げるのに1時間近くかかってしまうこともあります。

このように場合によって1枚当たりどれくらいの時間で仕上げられるのかは変わります。

筆者の経験からいうと、時給にして最低賃金を割ることも珍しくないです。

添削という作業は思いのほか頭を使い、手間がかかるものなので、仕上げるのに時間がかかります。

給料の面でいうとあまり稼げる仕事ではないのは確かです。

給料のことについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、よかったら一度読んでみてください。

どれだけ頑張っても時給1200円当たりが関の山だと思います。

ネットで調べてみた限りでも、時給にして500円程度だという人を散見します。

筆者の経験から鑑みても、それが間違っているとは思いません。

最低賃金を上回れば御の字といった感じです。 (ちなみにですが業務委託?なので最低賃金法と言った法律は適用されないみたいです。)

月給にするとどれくらい?

月給で言うと、普通にやって1万から2万円の間という感じです。

先ほども言ったように、働ける曜日が決められているので、完成できる仕事量にも限界があります。

3日の間で決められた仕事量を達成しなければならないので、あまりにも多くの仕事はこなすことができません。

そのためどれだけ努力をしても10万円を超えるのは不可能に近いと思います。

頑張っても5万辺りが関の山だと思います。

普通に無理をしない範囲でやるなら1万から2万、少し頑張るなら3万、と言った感じかなと思います。

このように給料に関してはあまり期待することはおすすめしません。

がっつり稼ぐのには向いていないと思います。

あくまで「月に数万稼げればいいや」と思っている方にのみ向いています。

もっと大金が欲しいなら日雇いのバイトに行った方がはるかにましだと思います。

在宅で時間に自由に働ける」というメリットがある反面、「大金を稼ぐことはできない」というデメリットもありますので、そこはよく考えて応募しましょう。

「在宅採点・添削バイトってどうなの?現役在宅採点・添削者が実態を解説」まとめ

いかがだったでしょうか。

在宅採点・添削バイトのいい所やつらい所、その給料などについてお話してきました。

在宅採点・添削バイトは完全に在宅で仕事が完結しますし、時間にも自由です。

子育て中の主婦の方などにうってつけの仕事と言えます。

ただし一方で給料についてはあまり満足のいくものとは言えません。

月に数万でいいので稼げればいいや」という人にしか向いていません。

また仕事の難易度についても高レベルなものを求められます。

納期までに仕事を完遂させなければならないので、自己管理のできる人でないと向いていません。

それにリサーチ力のある人、つまりわからないことがあったときに自分で調べて解答を見つけられる力を持った人でないとこの仕事は務まりません。

○×をつけるだけの簡単な単純作業ではないということには留意しておかなければなりません。

この記事をしっかり読んで、メリットだけでなくデメリットもしっかり享受できる人のみ、在宅採点・添削のバイトに応募しましょう。

拙い文章でしたが、この記事が何らかの形であなたのお役に立てたらなら幸いです。

お読みくださりありがとうございました。

それでは。

もっと在宅採点・添削バイトについて知りたい方は以下の記事もおすすめです。